建築について

竣工から年月を経て緑のある街へ

先日家族で久しぶりにボーリングに行ったところ指を痛め、痛みが引かないので同級生の接骨院へ。
その帰りに佐々木事務所にて計画して7年程経過した彼の自宅を外から見てきました。

竣工時
現在

緑がもりもり茂り、住宅が緑に包まれていました。
自分たちだけでなく周囲に住む方や街並みに自然が増えるといいよね。
という話をしながら計画した住宅だったので現在の状況はとても嬉しいです。

計画では道路境界にフェンスを設けなかったり、建物を敷地奥に配置して道路と建物の間を庭として計画したり、元々山だった場所なので山に生息している木々や石を集めて造園したりしました。

個人の庭を家族だけで占有するのではなく、街の一部として考えると
・街に緑が増え
・四季によって移り変わる街並みを楽しめて
・道路は街路として広がり
・街並みから窮屈さが消えゆとりがうまれ
・車の死角になる角地の視界も緩和され
・視線が届くので防犯上の効果もあったりします。

いいこと尽くしですね!


住宅計画というと間取りや設備の打合せを想像されるかもしれませんが、建物内外、敷地周辺も含めて検討することで、より快適な暮らしが見つかる場合があります。ちなみにフェンスの施工費とメンテナンス費がカット出来ます。

もちろん敷地や要望が変わればご提案も変わりますが、場所としても時間としても広く長く想像することで、クライアント独自の快適性を提供したいと考えています。

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