敷 地|住宅地

用 途|産婦人科医院

要 望|吉村医院の理念を継承、自然を感じる環境、コンパクトで機能的、体に優しい素材

面 積|建築面積:286.44㎡  延床面積:490.35㎡

概 要|

吉村医院あさひ産婦人科は木造のクリニックです。柱や梁、手に触れる手摺などは、地元岡崎市産のヒノキを使用しています。エントランスはおおらかな木の門になっており、来院される方を優しくお迎えします。室内は様々な種類の自然光によって明るく心地の良い空間となっています。例えば、暗くなりがちな廊下は天井を高くし、高窓を設けることで、陽が差し風がそよぐ自然のなかにいるような環境になっています。各病室には外からの視線を遮断しながら光や風を採り入れられるように外部テラスが用意されています。その下はスロープを利用される方の軒下空間です。職人さんの技術によって造られた小枝のような障子を透過して、優しい光が室内に運ばれてきます。畳は無農薬の国産天然イグサを用いており素材選定にもこだわりました。1階診察室の壁は漆喰塗装を施しているため耐火性能が高く、吸湿、消臭、空気の浄化をしてくれます。2階の主な壁に使われている素材も、天然鉱物が主成分であるため、同様の効果があります。屋根と壁には高性能な断熱材を充填し、全ての窓にペアガラスを用いることで、夏は涼しく冬暖かい環境となっています。それによりエアコンの使用を最小限に抑え、お身体への負担を軽減する計画です。床材やソファ等は抗菌、耐アルコール等の仕様となっており、日々の除菌・消毒に適した素材を選定しています。室内がいつも光や自然と重なりあい、明るく、清潔で、心地良く、安心して頂けるよう計画をおこなった、この建物が長きにわたり多くの方に寄り添うことを願っております。

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