敷 地|名古屋大学構内

用 途|大学施設

要 望|工作機械の研究、熟練と最先端技術の融合、自然と建築の融合

面 積|建築面積: 845.44㎡ 延床面積:1485.61㎡

概要|

名古屋大学内の敷地に建てられた大学施設である。敷地は四谷通りに面し学生や一般の歩行者からも視認性の高い場所である。周囲は高層の建物が建ち高密度化している。そのなかで、周辺環境の余白となるような場を設け、学生が気軽に集まりくつろげる、建築であり広場でもあるような場を計画した。1階部分では軒の深い庇が雨天時や夏場の日よけとなり、屋上は日常的な休憩スペースとして、学園祭の際にはステージになることも想定している。
またこの敷地には3m程の高低差があったため、天井高さの必要な実験室やホールを敷地の低い位置に配置し、建物高さを抑えている。講堂、実験室、研究室、講義室等異なるスケールの居室をブロックごとに分け、ギャラリーとしても利用可能な幅の広い廊下でつないでいる。屋根は居室に合わせて分割して架けられ、その間から自然光が射す計画となっている。2階の廊下突き当りからは既存のクスノキが見えるなど、どこにいても周辺に広がる自然を感じる建物となっている。敷地形状に合わせた平面計画、敷地高低差に合わせた断面計画、大学構内の広場としてのルーフガーデン等、既存の状況を活かした新しい環境が大学内に加わった。

本計画は名古屋大学施設管理部と共にD.I.GArchitects、諸江一紀建築設計事務所との協働により基本設計及び現場監修として関わったプロジェクトである。

撮影:トロロスタジオ

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