天井高さ6,000のアプローチ、2,100のエントランス。その先にある2,800の待合室。
半地下であるが上部を開口として空まで視界が抜けるようにした。同時にプライバシー確保のため庭を設けた。木製の引分け戸は全開することができ風が流れてくる。外からの視線を遮りながら（閉じながら）開くのがいい。
照明は見せるものと、隠すもの、機能的なものに分けて計画。カウンターや家具の存在感を高めたり、素気無い平坦な空間に彩りを添えたり、明るさと色温度を変えることで用途の区分を明確にしたり、照明に出来ることを多方面から検討した。つづく